ご挨拶
人口減少が本格化し、空き家、空き地、所有者不明土地が増加するなど、捨てられる家・土地の問題が深刻になっています。現代においては、家を持つことの意味が問い直されるようになっています。
バブル崩壊前の、地価が右肩上がりに上昇し続ける土地神話の時代においては、より早く家を取得できればそれだけ得をすることになり、持つことは合理的な行為でした。バブル崩壊後は、地価が上がり続けるという意味での土地神話は崩壊しましたが、値段が下がったことにより取得が容易になり、保有志向が崩れることはありませんでした。
しかし、現在、持ったことの末路として、子どもも引き継がず売るに売れない家を抱え、そればかりか危険な状態になった場合の責任を問われる時代となり、本当に保有したことが良かったのと自問せざるを得ないような状況も生じています。
こうした課題を解決するため、これまでの経験、知見を活かしながら、世の中に提言する役割を果たしてまいります。
経歴
2023年4月~ | 大阪経済法科大学 経済学部 学部長 |
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2020年9月~ | 大阪経済法科大学 経済学部 教授 |
2020年8月~2022年10月 | 総務省統計局「2023年住宅・土地統計調査に関する研究会」メンバー |
2019年10月~2020年8月 | 国立研究開発法人勤務 |
2019年4月~2019年9月 | 株式会社シンクダイン |
2016年6月~2017年10月 | 総務省統計局「2018年住宅・土地統計調査に関する研究会」メンバー |
2009年4月~2017年3月 | 高崎商科大学非常勤講師 |
2007年7月~2010年3月 | 慶応義塾大学グローバルセキュリティ研究所客員研究員 |
2004年2月~2019年9月 | 「ESPフォーキャスト調査」フォーキャスター |
1996年4月~2019年3月 | 株式会社富士通総研 |
1989年4月~1996年4月 | 株式会社富士総合研究所 |
1989年3月 | 筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了(経済学修士) |
1986年3月 | 筑波大学第三学群社会工学類卒業 |